IT業界への転職を考える際によく目にする資格が「ITパスポート試験(通称:iパス)」です。国家資格であり、ITの基礎知識を幅広く学べるため、未経験からの転職を目指す人に人気があります。
では、実際に ITパスポートの学習にはどのくらい時間がかかるのか、そして 転職にどの程度役立つのか を解説します。
1. ITパスポートとは?
ITパスポート試験は、経済産業省が認定する国家資格です。
ITに関する 基礎知識(ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系) を幅広く問われ、社会人としてのITリテラシーを証明できます。
- 受験資格:制限なし(学生・社会人誰でも受験可能)
- 試験方式:CBT方式(パソコンでの受験、随時実施)
- 合格率:約50%前後
2. 取得にかかる学習時間の目安
IT未経験かどうかで学習時間は大きく変わります。
- IT未経験者:100〜150時間(1日2時間×2〜3か月)
- 文系出身・IT知識ゼロ:150時間以上(じっくり基礎から)
- IT業務経験あり:50〜80時間(1か月程度)
参考書や問題集を使った独学のほか、スマホアプリやWeb教材での学習も効率的です。
3. どのくらいの期間で合格できる?
多くの人は 2〜3か月の学習で合格 を目指せます。
ただし、働きながら学ぶ場合は平日1時間+休日まとめて学習、といったペースで調整が必要です。
「いつまでに転職活動を始めたいか」を逆算して勉強計画を立てると無理なく進められます。
4. 転職にどの程度役立つ?
ITパスポートは「IT業界への入門資格」として評価されます。
- 未経験からIT業界を目指す場合:基礎知識を持っている証明になり、ポテンシャル採用で有利。
- 異業種からのキャリアチェンジ:ITに興味・意欲があることを示せる。
- 社内SEや事務職でITスキルを活かす場合:基本的なITリテラシーを証明できる。
ただし、エンジニアや専門職としての即戦力スキルを示すには弱いため、将来的には 基本情報技術者試験や応用情報技術者試験 などステップアップ資格への挑戦もおすすめです。
5. まとめ
- ITパスポートは 国家資格で基礎的なIT知識を証明できる
- 学習時間は IT未経験なら100〜150時間程度(2〜3か月)
- 転職では「IT業界への意欲」や「基礎理解」を示す武器になる
- 即戦力には直結しないが、キャリアの入口としては有効
初めてIT業界を目指す人にとって、ITパスポートは「第一歩」として最適な資格です。転職活動を有利に進めたいなら、計画的に学習を始めてみましょう。



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